ママちゃんの自由帳

リハビリ専門医と言語聴覚士がより楽しい人生を送るために考えていることを綴ります

【イクメンパパ・ワーキングママ必見】医師が教える子ども看病術、 子どもが病気なのに仕事を休めない。そんな時の職場での過ごし方を教えます

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こんにちはノンです。

前回の話の続きです。しつこいようですがぼくは医師免許を持ってるけど小児科にはまったく携わったことがない素人同然なんですがもし参考になることがあれば試してみてください(このとおりにやってもうまくいかないことも多々あると思いますが文句言わないでくださいね)。

 

家族が病気のときの職場での過ごし方

 今日は職場に行っているとき、帰ってくるときに僕が気を付けていることをお話ししようと思います。

本当は仕事の休みをとって看病してあげたいのですが、どうしてもかなわない、そういった人のために書いています。

 

 前回までのお話はこちらからどうぞ。 

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携帯電話はできるだけ確認しましょう

 仕事がないときは様子を観察できるのでいいのですが、仕事に行っているときはそんなことはできません。だからと言って電話にずっと張り付いているわけにもいきません。一応職場は病院なので携帯電話は持ち出さないようにしています。

 でも携帯電話はつながるようにしています。ちょっとした空き時間には何か入っていないか確認しています。奥さん(旦那さん・祖父母など子どもの世話をしている人)が一人で看病するのは「何かあったらどうしよう」とプレッシャーは夫側が考えている以上に重いようです。すぐに出られないから役に立たないじゃないかと考える人もいるかもしれないけれど「つながっている安心感」が幾分でもプレッシャーを和らげることができるようです。

 でももし余裕があれば空いた時でもいいので電話してみてください。きっと奥さんも安心しますよ。

 

仕事から帰るまえに

 仕事が終わってうちに帰るときは必ず電話をします。別に「帰るコール」というわけではありません。状況確認です。確認することは3つ

  1. 子供の状況
  2. 奥さん(旦那さん・祖父母など子どもの世話をしている人)の状況
  3. 買ってくるものがあるか です。

 

1.子供の状況について

 当然真っ先に確認することですね。熱の有無、症状の有無、食事がとれているかどうかなどです。緊急性がある場合は帰ってすぐに病院へ連れて行かなくてはなりません。

 

2.奥さん(旦那さん・祖父母など子どもの世話をしている人)の状況について

 意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが①と同じくらい重要です。奥さん(旦那さん・祖父母など子どもの世話をしている人)を気にかけて点数稼ぎという意味ではありません。子供の病気がうつってしまい奥さんが動けなくなっていることもあります。そこまでいかなくてもグズリンボがひどかったりして子供が離れず動きたくても動けなくなっている可能性もあります。そうするとうちに帰っても夕ご飯もないなんて状況もあり得ます。

 

3.買ってくるものがあるか。

 買ってくるものがあるか奥さん(旦那さん・祖父母など子どもの世話をしている人)に確認します。少なくとも子供の水分摂取用の飲料水(スポーツドリンクが良い)、ゼリーやプリンなどの子どもの好きそうなものなど。奥さんが動けていないならそれに加えて大人と元気な子供の分の夕食と次の日の朝・昼食分を追加してください。大変だって?でも奥さんの病気や状況が悪化したらもっと大変なことになりますよ。

 

仕事は休めないかもしれない、でも早めに帰ろう

 子どもが病気なのに仕事がどうしても休めないあなた、それならせめてできるだけ早く帰ってあげましょう。明日できる仕事は明日に回しましょう。早く帰れば奥さんの負担が減るし子供も安心します。それだけでも回復が早くなります。そして何よりも奥さん(旦那さん)と話し合いながらより良い解決方法が見つかるかもしれないし緊急のときも対応しやすくなります。