*2020年5月更新*
こんにちは、リハママです。
室内でベビーリーフを育て始め、早くも壁にぶつかったので、なんとかならないか実験してみることにしました。
無事に栽培から約一ヶ月が経ち、収穫までたどり着いたのでここに記録しようと思います。
壁にぶつかった話はこちら。
より簡単に種まきするには?
前回は培地のスポンジに一つ一つ種を埋め込む作業が出来なくて、塊でぐいっと押し込んでみたものの、押し込みすぎたのか?上手く発芽できない種がちらほら。
そこで今回はバラマキにしてみました。
撒きすぎましたね。
でも、埋め込むのと違って楽々です。
一応、根が張りやすいように、スポンジ表面に格子状の切込みを入れました。
ただ、これでは少しの水流で種が流れてしまうので、トイレットペーパーを一枚乗せて蓋をしてみました。保湿にもなる。
あっという間に発芽。
今回はほぼ発芽が揃いました。
唯一遅れたのは、スイスチャードでしたが、
約一週間後に発芽するとグングン大きくなり、あっという間に他のベビーリーフ(水菜や小松菜、レタス系)の芽を追い越しています。
赤い茎のものがスイスチャード。
種はゴロゴロした大きな塊。
ちなみにスポンジに埋め込んだ方のスイスチャードは先に植えたのに現時点でも一つも発芽しておらず、全滅の状態です。
カラフルな茎が見当たらないですね。
発芽も揃わなかったので草丈もバラバラ。
スイスチャードだけでなく、全体的に埋め込みよりばら撒きの方が元気に育っているように見えます。
ベビーリーフのお世話方法
種まきをした後、どんなふうにお世話していたか?というと、
・水換え、水の補給
・光の確保
・肥料(水耕栽培用の液肥)
に気をつけていました。
光の確保
晴れている日中は窓際の明るい場所に移動してお日様の光を浴びせるようにしました。
光の弱まる夕方以降や、曇りや雨の日には室内で卓上ライトを当てていました。
肥料
肥料に関しては気を遣いました。
と、言っても濃度はいつも一定(商品に書かれている通りの割合で薄める)。ここは簡単です。
一番気にしていたのは水替えとのタイミング。
土で栽培するときのような追肥・置き肥などと違って、液肥は見た目では水と区別がつかないので(溶かす前なら色が違いますが)、足りているのか?もうないのか?判断するためにベビーリーフの様子をよく見るようにしていました。
はじめから濃度を高くすれば解決するわけでもないので、ここはこまめに見て、与える頻度を高めたり(こまめに水替え)して対応しました。
約 一ヵ月後
じゃんっ!
ばら撒きのベビーリーフ、随分大きくなりました。
栽培トレイからはみ出しています。
ばら撒きでもちゃんと根が張れて収穫までたどり着けました。
ここまで大きくなる前にスポンジを切り分けて別の容器に移し替えると、根っこも広々、栄養も奪い合わずに済むのでもっと立派に大きくなります。
スポンジを一つずつ切り離してカップに入れて育てると広々。
ちなみに、水耕栽培でよく話題に上がる「藻」は発生しませんでしたが、何だか分からない点々が一部のスポンジに発生し、気味が悪いので早めに全部収穫しました。
ちょうどベランダのプランターも夏野菜と交代で空きが出る頃なのもあり、また、ハチが遊びに来ることも無くなったため、次回はプランターで育てるつもりです。その後真冬にベランダでは寒すぎて育てられなくなったら、また室内で水耕栽培にしようと目論んでいます。
まとめ
より手軽に水耕栽培を楽しむため、「簡単な種まきは?」「発芽を揃えられる?」という視点から種をばら撒きにしてみました。
今回の結果を見る限り、順調に育ち、しっかりと埋め込んだものに比べて根張りが悪いということも無いようです。特にスイスチャードの発芽に差が出ており、スポンジ上にバラマキする方が好条件をもたらしたようです。(私の埋め込み方が下手なせい、という可能性は大いにありますが・・・)
この結果を踏まえて、今後また水耕栽培をするときは種はばら撒きしようと思います。
以上で実験、終わり!