こんにちは、リハママです。
ずーーーん。
今日はミシンで大失敗したお話です。
縦長(横幅が狭い)の巾着袋の完成後にお名前テープを付けたら、縫いにくくてガタガタになってしまいました。。
とはいえ、生地の段階で名前の縫い付け位置を決めるのは難しく・・・
生地の横幅を変えて「どのサイズなら完成後に名前を付けても大丈夫か?」実験をしてみました。
同じように縫物で苦心している初心者の方に読んでいただけたらな、と思います。
- 名前テープを最後に縫って失敗する
- 幅の狭い袋に要注意!お名前テープをつける位置に悩む
- きれいに縫い付けるなら生地の段階で!
- 実験、サイズ違いの布にお名前テープを縫ってみる
- 縫うべきタイミングを分けるのは横幅20センチ?
- ミシン初心者のあなた(私)へ
名前テープを最後に縫って失敗する
これはお箸セットを入れる巾着袋のお名前テープ部分。
ガッタガタ!のガッタガタ!がっかりだよ!
最後の最後に大失敗です。。
(こんなのでも喜んでくれる優しさに泣ける)
何でこんなことになったかというと、横着をしたからです、ハイ。
幅の狭い袋に要注意!お名前テープをつける位置に悩む
袋が出来上がってから名前を付ければ、全体を見てバランスよく配置が出来ます。
お弁当袋みたいな、ガバッと開く横長の巾着袋だと、この方法でも何にも問題なく縫い付けることが出来ます。
でも、縦長の巾着袋では口が大きく開かないから、お名前テープを後から付けようとすると縫いにくいのです。
これで失敗しました。
もちろん、縫わなくても記名はできるのです。
アイロンでくっつけたり、スタンプを押したり。
ただ、どうしても洗濯や乾燥を繰り返すうちに剥がれてきたり、インクが薄くなったりするんですよね。。。
それを都度直すのもまた手間でして。
やっぱり縫い付けるのが一番丈夫で後々楽、という結論に至り、いつも縫うようにしています。
きれいに縫い付けるなら生地の段階で!
縫い目の綺麗さを求めるなら、袋にする前に、ただの一枚の布の状態でお名前テープを付けることです。
断然縫いやすいです。
けれど、完成したところを想像しながら位置を決めるのでちょっと難しい。
写真右の切り替えがあるようなものなら一応の目安になるけれど、写真左の一枚布だと目印がありません。
マチをつけるつもりだと、尚更ややこしいです。
この布を袋にするには、中表にあわせて、縫い代はこのくらいで、開き止まりは何センチ、紐を通す部分の幅はこうして、マチは何センチ・・・となるとお名前テープはあの辺につける??
よーく考えたつもりなのに袋にしてみてびっくり!
なんかイメージと違ったな~、もうちょっとこっちにすれば良かった、なんて何度も失敗をしています。
だからつい、完成後に縫いたくなってしまうのです。
生地につけるのも、完成後につけるのも、一長一短ありますね。
実験、サイズ違いの布にお名前テープを縫ってみる
一体どのサイズからなら完成後に縫っても平気だろう?という観点で
(逆に言うとどのサイズの袋を作るときには予め生地にネームテープを付けておくべきか?)
16~22センチまで、2センチずつ横幅を変えた袋にお名前テープを縫って実験してみました。
つける位置は右から2センチ、下から5センチにしてみました。
ここからは私の感じた縫い心地による主観がたっぷり入った判断なので、絶対にこれ!という内容ではありません。参考程度にご覧くださいね。
16~20センチ幅の袋3点の縫い心地
袖や裾など、筒状のものを縫うときに便利な形にするために、ミシンの一部を取り外しています。
それでも幅が足らずに縫えないので、生地同士が重ならないよううまく広げて縫っていきます。
縫えなくはないけれど、縫いづらいです。
ちなみに袋はくしゃくしゃになるのでこの後アイロンします。
しわしわです。
18センチ、20センチ、と少し大きくなった分マシにはなりますが、くしゃくしゃして布も送りにくいため間違えて重ならないように気を遣います。
実は一度重なって一緒に縫ってしまっていました。
布の時につければしわくちゃにならないし、変な場所と一緒に縫っちゃうことも避けられるんだけどね。
22センチ幅の袋の縫い心地
他と比べて大分楽に縫えるなーという感覚です。二重に縫ってしまう心配も少なかったです。(袋の口にゆとりがあるので作業がしやすかった。)
このくらいの大きさになると、お名前テープの位置を袋の上の方にすれば筒の形を活かして縫えそうです。
縫うべきタイミングを分けるのは横幅20センチ?
印象としては、私のミシンでは20センチを超えるかどうかが一応の目安になると感じました。
20センチまでは生地の段階で縫い付けたほうがやりやすく、20センチを超えたら完成後に縫い付けてもさほど苦労しないと実験してみて分かりました。
もちろん、多少縫い目がずれても大丈夫なものは、後からの方がバランス取りやすくていいかもしれませんし。
その時その時でどの方法が最適かは変わりますね。
今回の実験をもとに、どうしても最後まで失敗したくないなぁーというものは、20センチ以下かどうかで見極めようと思います。
ミシン初心者のあなた(私)へ
ここまでご覧くださった方の中には、今まさにお子さんの入学や入園、進級準備でミシンに取り組まれている方もいらっしゃるかと思います。
この記事では失敗してがっくりきた話を書きましたが、ハードルを上げる必要はありません。
子どもたちはガタガタの縫い目なんてなーんにも気にせず、出来上がりに大喜びしてくれました。
だから、不器用でもお裁縫の初心者でも、大丈夫です。
どうか「好きな柄で作ってあげたいな」「初めての環境に飛び込むときに、お気に入りのものを持たせてあげたいな」と思ったら、失敗を恐れずにチャレンジなさってください。
子どもたちにはお家の人の気持ちが伝わります。
失敗も含めてきっと親子それぞれの思い出になってくれますよ。
なーんて、偉そうなこと言ってすみません。。でも私自身がミシンへの心理的ハードルが高かったもので、気にしなくていいじゃん!って昔の自分に言ってあげたくて。
ここまでお読みいただきありがとうございました。