ママちゃんの自由帳

リハビリ専門医と言語聴覚士がより楽しい人生を送るために考えていることを綴ります

オックスで裏布付きの巾着袋を作る時の注意点~袋が閉まらない失敗から

こんにちは、リハママです。

今日はミシンの失敗話をひとつ。

タイトル通り、オックス生地で巾着袋を作ったら、硬くて紐が引けなかった(袋が閉まらなかった)話です。

 

オックスは入園グッズにもよく使われる布なので、

・これから入園グッズを手作りする初心者の方
・(特に)裏布付きの巾着を作ってみたい方

に読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

 オックスってどんな布?

まずオックスってどんな布??ということから。

入園入学グッズでよく使う布はキルティング、オックス、ブロードやシーチングですが、オックスは糸が太いのです。

だからこんな感じで目が粗くボコボコした見た目をしています。

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糸の細い布と比べたところ。

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目の粗さが全然違いますね。

 

太い糸で織った布は、細い糸の物より厚みが出ます。

オックスはしっかりとした張りのある生地で、縫いやすいしアイロンの跡もつけやすいな~と感じます。

本当に使いやすいです。

 

ではそんなオックスでなぜ失敗をしたのか??

答えは簡単!「(巾着袋に)裏布をつけて余計に分厚くなったから」

裏布付き巾着袋で誤算、閉められない

こちらの記事の巾着袋は裏布無し。

www.rehamom.com

裏布無しでももちろん大丈夫なのだけれど、重いものを入れたいときや、より頑丈にしたいとき、裏側もきれいに仕上げたいとき等に裏布をつけることもあります。

 

今回は裏布付きの巾着袋を作ろうとしたのです。

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表布にオックス使用。上手く出来た!と思いきや。

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ぎゅー。

あれ??

ここまでしか閉まらないではないですか!!泣

 

ぎゅー!!!

これ以上無理!!!

 

そうなんです。裏布つけたばっかりに、重なった生地が分厚くて完全に閉められなくなったのです。ナンテコッタ

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オックスを使った袋(写真上)と使ってない袋(写真下)では、

裏地付き同士でもこんなに違います。

 

ちなみに、もっと分厚いキルティング(ふかふかの布)なんて使った日には・・・

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意外や意外?

閉まってはいないはずなのに、そのボリュームのお陰で隙間が少なくなります。

面白いですね~。

 

オックスの巾着袋で失敗しないために

細かいものを入れる時(きっちり閉まらないと困るとき)や、袋を使うのが子どもの場合は

・オックス1枚で袋を作る(裏はつけない)
・裏布を付けるときには、表も裏もオックス以外の布を選ぶ
と扱いやすい巾着になると思いました。

 

でも、裏地もつけたいし、好きな柄のオックスも使いたい!ってときには

・切り替えの下部分にオックスを使う
(紐を通す部分には薄い布を使う)
と良いかと。
切り替えの下というのは、

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この袋の下半分、無地の布の部分。
ここにオックスを使うなら、裏地付きでもシュッと紐を引っ張れます。
 
完成した後に「閉められない・・・」と分かった時の脱力は凄まじいので、どうか皆さんが私のような失敗はしませんように。
それではまた。
 
 
私みたいに失敗して作り直したりすると時間も生地代も余計にかかるので(悲)
作ってみようと思ってたけどちょっと難しそう、時間もない、という方はプロにお願いしましょう♪
 


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