ママちゃんの自由帳

リハビリ専門医と言語聴覚士がより楽しい人生を送るために考えていることを綴ります

パニック時の底値を探るよりも大事なこととは

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こんにちは。相変わらず株価下げてますね。
株式関係者は
「一体底値(株価の最安値)はどこだろう?
「いつ下げ止まるのだろう」
何て色々言っています。でも僕は底値がいくらになるかよりもっと大事なことがあると思います。今日はそのことを書いてみようかと思います。

 

株の底値はいくら?株の適正価格ってわかる?

 有名な投資家ウォーレン・バフェットとかになると投資する会社の情報やデータなどを読み込み・分析して自分で適正価格を算出できるようです。

 そしてかれは投資する会社の株価が自分で算出した適正価格より安ければ購入するといった方法をとっているようです。
  

 彼のような超人はともかく自分のような凡人がそのようなことはできるわけもありません。
 一般的に今の株価が割安か割高かを判断する指標としてはPER(株価÷会社の利益で計算)とかPBR(株価÷会社の資産で計算)などがあります。

 

たしかにこれらの指標は経済がある程度平常状態で動いているときにはそれなりに有効ですが、今のような状況ではほとんどあてになりません。
 なぜならいまはみんながパニックになって株や債券などをなげうっている状況だからです。別の言葉で言うと怖いから値段見ないで売っている状況と言えるかもしれません。
 下げ止まるのは今の危機、つまりコロナ騒動が収まるか、おさまる兆しがあった時です。それまで株価一部の例外を除いて下げ続けるか少なくとも上がることはないでしょう。

 

15年後の未来からみて今の株価は割高か?割安か?

 僕は株のプロでないのでバフェットのような株式の適切な値付けはできません。それでこう考えています。皆さんも考えてみてください。

 

「株価が最高値だった1か月前の状態には二度と戻らないのか?

 

例えば僕は資産運用の目標額に15年後に到達すればよいと考えています。だからこうも考えます。

 

「15年以内に株価が最高だったときに戻っていないのか」
「15年以内にコロナは危険なままなのか?」

 

 今後もしばらく(僕が生きている間)世界人口は増え続けるため経済需要は増える可能性は高いし、生産能力が戦争などで破壊されたわけでもないから供給能力も1か月前と変わっていません。
 コロナそのものについても抗ウィルス薬の効果があるとか、臨床実験が始まるとか、重症化するのはほとんど高齢者や持病のある人とかで、通常の人ではほとんど問題にならないとか色々見えており、コロナ問題で15年も人類が悩まされ続けるとは考えにくいです。
 だから15年後は少なくとも1か月前の状況ないしはそれ以上に良い状況になっているのではないかと考えるのです。
 

 あえてPERの指標をもちいるなら直近のPERからみてどうかを考えています。PERは数値が大きいと割高、数値が小さいと割安と考えます。

 たとえば1か月程度前の最高値時の先進国のPERは約18倍。今は2/3程度ですから12倍、平均は16倍程度なので今はともかくいずれは割安になるのではないでしょうか。すくなくとも15年以内には。

 

僕が株式を売るとしたらこういう時

 売る場合は買う場合と逆で、僕がこう考えるようになったら株式を売ることになるでしょう。

「1か月前の最高の状態には今後絶対戻らない」
「コロナが蔓延して経済システムは二度と戻らない」
「ほとんどすべての人間の考えが今回の騒動ですっかり変わりお金を使わなくなった」

あなたはどう思いますか?