ママちゃんの自由帳

リハビリ専門医と言語聴覚士がより楽しい人生を送るために考えていることを綴ります

積み立て投資の思わぬ弱点

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 こんにちは。相変わらず清々しいくらい株価が下げています。
今日も投資の話をしてみようと思います。

 


誰もが推奨する投資の落とし穴

投資を考えたことがある方は一度はお聞きしたことがあるかと思います。

 

インデックス・ファンドの積み立て投資。

 

 投資とかかじったことが無い方はよくわからない言葉だと思いますが

インデックスファンド」というのは沢山の種類の株式や債券などを組み合わせて、値動きが日本株全体の平均値とか、発展途上国の債券全体の平均値になるようにつくられた金融商品(ファンド、投資信託ともいう)のことです。

 こうしたインデックスファンドは「トヨタ自動車」などの個別株式や「ブラジル10年債」などの個別債券に比べて値動きが平均化されているため、安全とされています。
 

 積み立て投資というのは、インデックスファンドなどを毎月決められた額、1万円とか5万円とかで購入するやり方です。こうしたやり方でファンドを購入することで高すぎる値段で買ってしまう危険性を避けることが可能となります。

 

 具体的なインデックス・ファンドの買い方ですが、主なものは国内の会社で出している「ファンド(投資信託)」、例えばemaxis先進国株式(先進国の株式の集合体)などを証券会社を通して買っていきます。

 

 僕もこのやり方を主に使っているのですが、今回は大失敗してしまいました。
 今回の大暴落で、あるファンドが僕が買おうと考えていた値段まで下がりました。そこで僕はファンドの購入注文を出したのですが、実際の買値が買おうと思った価格よりも10%くらい高くなってしまったのです。

 

インデックスファンドの盲点とは

 インデックスファンド(特に海外)の場合、最終的な購入価格は購入した翌日の株価をもとに決まるため、今回のような激しい相場では急上昇して思わぬ高い値段で買ったり、安い値段で売ってしまったりすることがあります。でもまさかここまで上昇するとは(しかもその日は最初暴落で始まっていて海外株式の取引時間中に急激に上昇した)。

 

 やはりこのような時は海外ETF(株式市場に上場され株式と同じように市場で好きな値段で売り買いできる投資信託)を使ってリアルタイムで買ったほうがイイのかもしれませんね。

 かつて海外ETFは信託報酬など余分にかかるお金が日本国内のファンドに比べて安いと言われていました。

 しかし現在あまり差はなくなっていて、むしろ海外ETFでは税金の払い戻しなど、手続きの煩雑さのデメリットが大きいと感じられていたので、使っていませんでした。

 

積み立て投資の盲点は?

 先ほどいったように積み立て投資というのは大体月単位で少しずつ買っていくのですが、今回のように激しく下がった場合はある程度集中的に購入した方が効率がイイのではないかと思います。
 たとえばS&P500などの米国株式の平均を表す指数はこの1か月で1/3くらい下がっています。1年間で30%以上下がることでさえ、10年に一度あるかないかということなのですごいビッグチャンスに見えます。株式に限らず投資というものは買った値段でほとんど決まってしまうところがあるので、ここに資金を大量投入するのは積み立て投資よりも合理的に思えますがいかがでしょうか(間違っていたら大変なことになりますが)。

 

今回は自戒を込めて書いてみました。また気が向いたら書いてみようと思います。