こんにちは、リハママです。
突然ですが、袖の長さが合わない(長すぎる)服、どうしていますか?
今回は春仕様に七分袖にしたく「肩のラインで詰める」方法を試してみたので記録しておきます。
難しそうで敬遠していましたが、自己流でも意外と簡単に出来ました。
生地を切らずに袖丈を短くしたい方にご覧いただけたらと思います。
初心者が肩で詰めるのに向いている服は?肩にデザインのある服
洋裁のプロでもない私が、 なんで「肩で詰めてみよう」と思ったかというと・・・
このフリルのお陰で多少失敗しても目くらましになるかと。笑
肩にデザインがあり縫い目が隠せる服ならば、初めての肩詰めでも安心です。
肩で袖を短くする方法
では、実際に私がやってみた手順をご紹介します。
自己流でこんな感じ・・・?とやってみたら成功したビギナーズラックです。
(プロの方が見たら突っ込みどころ満載かと思われますので真似される際は自己責任でお願いします。)
やり方は3ステップ。
シンプルです。
1.どのくらい短くしたいか決める
服を裏返して目印に洗濯ばさみでつまんでいます。
10センチ位詰めてみるつもり。
2.つまんだところを襟の方向へ折り返す
大体、1の写真で10センチの辺りに洗濯ばさみがきています。
3.待ち針でとめて、縫う!
もう縫うところまで来ました。早い!
ちなみに表から見るとこうなります。
そしてもともとの縫い目に沿って縫っていきます。
この線に合わせると目立ちません。
フリルの付け根のラインでも縫いました。
すると、無事に袖上げが出来ました。
成功のコツ:肩の丸みに合わせて仮縫い
このとき、洗濯ばさみと待ち針で仮止めしてすぐに本縫いするよりも、都度仮縫いすると、ずれにくくなります。
1.で洗濯ばさみのところを仮縫いして、表から見るとこうなります。
2.で重なったもたつき部分も縫ってみました。
この時、肩のライン(丸み)に合わせて弧を描くように縫うのがコツ。
裏から見たところ。
するといざ着る時にも、腕を通すときに引っかかりません。
また、表面の仕上がりが綺麗。
実ははじめはつまんだところをカーブさせずに真っすぐに(直角に)長く縫ってしまい、失敗しました。
表から見ると、変なところに引っ張られた線が出ていたのです。
(短く仮縫いすれば気にしなくて大丈夫です)
内側に織り込んだ生地を縫いとめる時には、
・もとのラインに沿って(横と縦の矢印)
・まーるく(特に縦の矢印)
縫ってみてくださいね。
生地を切っていないので、元に戻したいときは糸を切るだけ。
仕上がりもきれいなのでコツさえつかめば便利ですね。
以上、初心者が肩で袖丈を短くした方法のご紹介でした。