ママちゃんの自由帳

リハビリ専門医と言語聴覚士がより楽しい人生を送るために考えていることを綴ります

いつでも夜逃げできる先輩に学ぶ片付け法

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こんにちは、リハママです。

ふと「私、いつでも夜逃げできるよ」と言った先輩の話を思い出しました。

その時はふーん。くらいにしか思いませんでしたが、よくよく考えたら「いつでも夜逃げできる」って凄いですね。

私には無理です。笑

今日は先輩のエピソードを片付けと絡めて書いていこうと思います。

 

 

夜逃げ先輩の趣味は引っ越し

ここでは夜逃げ先輩とお呼びしますが、夜逃げの経験はありません。

確か、近所にこんなお店が出来て・・・みたいな話をしていたと思います。

その流れで住まいの話になり、先輩が「私、引っ越しが趣味なんだ」と言ったのです。

 

家への帰り道にも、家自体にも飽きちゃうから、長く同じところに住むなんて出来ない!

だから、アパートやマンションの契約を更新したことが無いんだ。

1年ももたないことが多いから、引っ越しビンボーなの!!

 

ケラケラ笑う先輩に、

当時の私は全くといってピンと来なくて世の中には色々な人がいるんだなぁ。位に思っていました。

 

私にとっては引っ越しなんて面倒くさいことの代表で、極力したくなかったので。

それが趣味だという人に初めて出会った衝撃は大きかったです。

 

家に飽きるっていう感覚も良く分かりませんでした。

引っ越すために生きている夜逃げ先輩

もう話せば話すほど未知なる価値観との遭遇に何のこっちゃ??でしたが、

夜逃げ先輩は人生の全てを引っ越しに捧げたいから生活全てを引っ越し中心に考えているそうです。

 

仕事に就いたのだって資格があれば日本全国どこでも生きていけるからって理由だし、引っ越し代を稼ぐためにあちこちの病院でバイトするし、、、

食料品の買い物も、いつ引っ越したくなるか分からないから基本的に当日分しか買わないそうです。

一晩位なら引っ越したくなっても我慢できるからって。(そんな急に思い立って引っ越すんだね・・・びっくり)。

 

常に「引っ越し」を念頭に置いて、日常のどんな細かいことを決めるにも引っ越しを基準にしているんだとか。

 

そんなに好きならもう、引っ越し屋さんになったらどうですか?

って聞いてみたんですよ。

 

そうしたら、引っ越しのバイトも楽しいんだよ!

おばちゃんたちとお皿包んだりしてー、でも私は大物を運ぶとかさせてもらえないの。

男子がするんだけど、絶対に私の方が得意なのに!!

だからさー、引っ越し屋さんじゃなくて、「夜逃げ屋さん」やろうかなって。

私いつでも夜逃げできるよ。1時間もあれば全部段ボールに詰められるから。

いつでも夜逃げできる暮らし方とか教えたら役に立てると思うんだけどなー。

 

ですって。

夜逃げ先輩の暮らし方

夜逃げ先輩はいつでも引っ越しを出来るように、普段から持ち物に気をつけているそうです。

・大物家具は買わない
・持っているものは全部把握できていて、不要なものは何一つない
・段ボール25個に収めたいから無駄な買い物はしない

 

段ボール25個って何でですか?って聞いたら、それ位がちょうど単身パックで気軽に引っ越せる量だから。だそうです。

プラス数個の余裕をみているんだとか。

 

引っ越ししまくった経験で、

「部屋の中を見れば段ボール何個に収まる物量なのかすぐ分かる」特技が身についたそうです。

 

引っ越し屋さんにもいつも「プロですね」って言われるんだー♪

と上機嫌でした。

 

夜逃げ先輩はミニマリスト

当時は片付けブームが起きるずっとずっと前で、ミニマリストなんて言葉も知らなかったけれど、今思うと夜逃げ先輩は引っ越し好きが高じたミニマリストだったんですね。

 

厳選したものだけを持ち、ものの管理が完璧で、身軽に暮らす。

必要なものしか持ってないから、引っ越し準備は詰めるだけ。(しかも量が少ないからすぐ終わる)

 

これなら言葉通り本当にいつだって夜逃げ出来ますね。

夜逃げ先輩に学ぶ片付け法

夜逃げ先輩レベルには到底なれませんが・・・片付け下手な私が見習うべきことって沢山あるなぁと思いました(今更)。

実は少し前から常に引っ越しを意識するようにしてみました。

 

具体的にはエア引っ越し準備で片付けをしていて、もうすぐ引っ越しだ、って思うと結構はかどるんですよ。

 

私の場合、一週間後に引っ越し、位のスパンで設定するのが一番片付けが進みます。

一か月後にすると、余裕こいちゃって全然だめです。

それで週末が来たらリセット。また次のエア引っ越し準備の始まりです。

 

なんかゲーム感覚で片付けも楽しいし、次の引っ越し先に持っていきたいか?考えると手放せるものが沢山出てきました。

 

夜逃げ先輩様様です。

しばらくはこの方法で片付けてみようと思います。

すぐにやめてしまったら、飽きっぽさも夜逃げ先輩方式ということで。

 ではまた。