ママちゃんの自由帳

リハビリ専門医と言語聴覚士がより楽しい人生を送るために考えていることを綴ります

就活・結婚に悩むかた必見【医師の眼からみた老後の終活・孤独対策:結婚編⑥】

 

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 将来孤独にならない就活

 こんにちは。回復期リハビリ病院で働くノンです。

人によっては結婚するときに一番の問題になってくる職業について、最期まで自宅で暮らすにはどういう人を選べばよいかを考えていきたいと思います。

 

 

 

医師の眼からみた老後の孤独対策

第1弾

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第2弾

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第3弾 

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第4弾 

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第5弾

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第6弾

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第7弾

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サラリーマンは国民年金(障害基礎年金)に加えて厚生年金(障害厚生年金)がつく

以前の記事で自営業はサラリーマンに比べて時間の融通が利くので介護・療養を手伝ってもらえる可能性が高くなるお話をしたことがありました。実際サラリーマンが介護休暇を取ることはまだ大変みたいです。

 しかしこれは時間の調整が自営業のほうがつきやすいといっただけで職種や時期などによってはサラリーマンより圧倒的に忙しい方が多数なのではないでしょうか?

 

さらに自営業の最大の弱点は病気、けがに対する保障が圧倒的に弱いことです。

 

会社員の場合、まず病気になると有給休暇が使えます。

・当然ですが「有給」ですから給料(残業代は出ませんが)がそのままもらえます。
・日数は年間最大20日ですが、翌年まで繰り越せるので40日になる人もいます
(職場にご確認下さい)。

  

それが切れると

傷病手当金(標準報酬月額の2/3.詳細は職場にご確認を)が1年半もらえます。

 

そのあとはどうでしょうか?

そのあとは病気というより障害という形になることが多いので障害年金がもらえます。
自営業の方も国民年金を払っていれば障害基礎年金はもらえますが、会社員は厚生障害年金と両方の受給も可能になるわけです。ただ健康なときから支払いしていないと受給できませんのでご注意ください。

 

 つまり会社員は時間の融通はききにくい代わりに病気になった場合お金の面では自営業より圧倒的に恵まれています。

 

 ただお金については、自営業者の場合は(会社員でもそうですが)民間の保険(医療保険・就労不能保険・所得補償保険)を使ってカバーすることも可能です。

 

結論は

時間>お金なら自営業
お金>時間ならサラリーマン

 でしょうか。

 

そして病気になったときの保障は

中小企業より大企業、大企業より公務員が恵まれています。

 

 スペシャリストとゼネラリストどっちがいい?

将来的にフリー、自営の道を考えるなら言うまでもなくスペシャリストを目指すべきでしょう。

また自営でなくても会社(組織)によってはスペシャリストのほうが裁量権をもち時間的都合がつきやすいようです。

また介護などの都合で自分に合った職場への転職もしやすいようです。

 

スペシャリストになるには資格を取る、大学や社会人学校などで専門の勉強をするといったことになるようです。前者は医師とか弁護士が後者では研究者やコンサルタント業がそれに当たります。

 

 ただ老後の孤独とか最期まで自宅といった面から考えると問題になってくるのは多くの場合定年退職した後でしょう。

ゼネラリストですと転職できないとか言われていますが、最終的にはスペシャリストより出世しやすくお金にも恵まれる可能性が高いです。また退職後なら時間的猶予はこちらの方があるかもしれません。

 

大企業と中小企業どっちがいい?

以前の記事で都会のほうが医療や介護サービスが十分整っていて選択肢が多い話をしました。また都会には大企業がおおく給料や福利厚生に恵まれています。特に障害を負ったとき障害者枠で雇用される可能性もあります。

 だから都会の大企業一択と考えがちなのですがいくつか注意事項があります。

転勤

以前の記事にも出てきましたが日本の会社員、特に大企業には転勤があるところが多いです。こちらについては以前の記事で述べた通りあなたの結婚や最期を大きく左右するので十分に注意してください。

転籍・リストラ

こちらも重要です。大企業は最後まで勤め上げると莫大な退職金や3階建ての年金など金銭的にはとても恵まれます。しかし途中で子会社に転籍にあった場合給料が激減します。そしてその給料、すなわち基本給(これまでの平均ですが)をもとに年金などは計算しますので、思ったほどもらえないということがあるかもしれません。

専業主婦(主夫)が必要

日本は解雇規制が強いため労働者が強く守られています。そのかわり滅私奉公に近い形で働かされている方が多いようです。好きな職種、好きな場所、好きな時間に働くことができず仕事以外に時間を使うことができません。だから生活を成り立たせるには専業主婦(夫)のような生活を回す人が必須となります。

 

 

こうしたことを踏まえて、

一流企業の人を選んで自分が専業主婦(主夫)になるか?
あまり転勤が無い人を選んで自分も働くダブルインカムでやっていくか?

を決めていく必要があるようです。