ママちゃんの自由帳

リハビリ専門医と言語聴覚士がより楽しい人生を送るために考えていることを綴ります

水いぼ再発症で治療開始。皮膚科専門のお医者さんに聞いた「感染拡大を防ぐための注意点」

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こんにちは、リハママです。

もうすぐ冬だというのに、再び幼稚園で水いぼが流行り出し、我が家も現在治療をしています。

今回は過去の水いぼ治療を振り返るとともに、再発した経緯、現在の治療と主治医(皮膚科専門医)の先生に教えて頂いた感染拡大を防ぐための注意点を書き記しておきたいと思います。

 

 

過去の水いぼ治療

漢方(ヨクイニン)と軟膏(マキサカルシトール)で治療

 

我が家の幼稚園児は過去にも水いぼにかかり、治療をしていたことがあります。

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 このときは、たった1度幼稚園の保育時間にプールに入っただけで移ってしまったので、皮膚科の先生に「たったの1度きりで!?そうか~・・・大抵は3~4回でなることが多いんだけどね」と同情の目を向けられたものです。

 

治療中もプールOK!でも水いぼは覆ってね

 お医者さんには「イボの所を覆える水着を着たらプールに入って大丈夫だよ。」と言ってもらえましたが、子ども達の身支度をするときの幼稚園の先生のことを考えると負担が大きいと考え、水いぼが出来ている間はプールはお休みすることにしました。

 

ちなみに、プールがお休みということは、幼稚園も欠席です。

基本的に園児の安全確保のために「プールサイドで見学」というのは認められておらず、入園時に「欠席にご協力下さい」と言われているからです。守っていない人が多いけどね。

また、プールの終わった時間に合わせて登園することも出来るのですが、後はお弁当を食べて帰るだけ。すぐにお迎えになって却って大変なのです。

 

こうしてヨクイニンという漢方と、マキサカルシトールという塗り薬を使って治療をし、約3ヶ月で良くなりました。 

2019年秋、幼稚園で水いぼ流行中

秋になり、とある日のこと。同じクラスのママ同士お喋りをしていると、水いぼの話になりました。

「水いぼが治らなくって~。1回潰したんだけど、両脇の下から腰にかけてビッシリ増えてて気味悪くなっちゃって。」

  

あー最近かかっちゃったのか。と思っていたら

「ううん、半年以上前からなの。放っておいていいのかな?でも放っておくと治るまで1年位かかるって言うよね」

 

しぇー!

半年以上、水いぼのまま普通にプールに入っていたのか(皆勤賞なのです)。

・・・うちの下の子とも、つい最近プールでじゃれあっていたな・・・(遠い目)

 

頼む、今からでも遅くないから、ダイビングするときみたいな水着を着ておくれ。

(お肌が接触したり、ビート板などを介して感染します。プールの水からはうつりません。)

水いぼ再発確定

水いぼ再発確定診断

そんなこんなで怪しい兆候が皮膚に現れたため、余っていたヨクイニンの内服を予防的に開始。皮膚科にも受診すると、「水いぼだねぇ。」

治療法は?前回同様、漢方と軟膏

 前回同様、ヨクイニンとマキサカルシトールでの治療が始まりました。

とはいえ、今回は発見が早かったので、いぼは一つ。

それも「塗り薬のお陰で既に感染の威力は低くなっている」とのことで、早期に決着がつきそうです。

 

Q&A皮膚科の先生に聞いてみた

 感染拡大を防ぐために気をつけることとは?

 かかりつけの皮膚科の先生のお話がとてもためになったので、ここに記録しておきます。今後また水いぼができることがあるかも知れないし。

Q:いぼは1つしかなくても治療したほうがいいですか?

  

 A:できることなら治療をするといいですよ。

  ・・・たった一つだけだから、今ピッと潰してあげたいくらいですが(笑)

  ちびっこには可哀想だから、せっかく漢方飲めるなら痛くない方で治しましょう。

  お薬が無くなったらまた診せてくださいね。(自己判断でやめないでね)

 

Q:放っておいてもそのうち治りますか?

  

 A:治療をせずにいぼが増えたとしても、いずれ自然に治癒するけれど時間はかかり   

   ます。それは長期間、感染力を持ち続けることを意味します。

   治療を受けるか、受けないか、各ご家庭での判断となりますが、いずれにしても 

   出来るだけ感染を拡大しないような工夫をしてもらえるとあり難いです。

 

Q:うつらないようにするには?

 

 A:具体的には、プールに入るのなら以下のことは心がけましょう。

 

・水いぼを覆える水着を着ること

・タオルやビート板を共用しないこと(お家のお風呂ではボディタオルもね)

 

 

気になってイボを触ってしまったりすることもあるし、友達に飛びついたりしないこと、と言っても子どもにそれを徹底させるのは難しく、対策としては現実的ではないですからね。

 水いぼのみんなが早く良くなりますように。