こんにちは、リハママです。
我が家はお洗濯にランドリーマグちゃんを使用しています。洗濯物の汚れ具合によってはマグちゃん+洗剤の併用にしたり、オキシ漬けにしたりと変えていますが、基本的にはマグちゃん1つで洗っています。
前回マグちゃんを新調したのは2019年3月。
なんだかんだノーメンテナンスで半年以上も使い続けてしまい、そろそろ何とかせねばと思ったのでお手入れをしてみることにしました。
マグちゃんは何回使えるのか?
ランドリーマグちゃんにはマグネシウムが約100グラム入っており、商品説明には300回使用可能、と書かれていました。
仮に1日2回洗濯したとして150日、3回では100日。
我が家は1日1回の洗濯ではきかないため、複数回洗うとして、厳しめにだいたい3ヶ月位で一旦様子を見るつもりでした。
マグちゃんチェック:3~4ヵ月後
3ヶ月後の6月、マグちゃんチェックをしてみると、あれ?意外にも特に変化を感じません。
洗濯物がにおったり、汚れ落ちが悪くなったりということはありませんでした。
試しにマグちゃんの重さを量ってみると、114グラム。
ちなみに新品のときは画像の通り120.5グラムなので、予想に反してあまり減っていません。
まぁ毎日必ず何回も洗濯してるわけじゃないし、まだ300回は使ってない。何もしないでも暫くはこのまま使えそうだな、と判断しました。
それがランドリーマグちゃん放置への道の始まりなのでした。
その後、梅雨の時期も相変わらずメンテナンスせずにマグちゃんのお世話になっていました。
多分300回は超えたはずだけど、洗濯物には異変無し。汚れはちゃんと落ちている様だし、こうなるといつまで使えるのか気になります。
ここでもお手入れ無しで使い続けてみることにしました。
マグちゃんチェック:忘れていた4~5ヶ月後
そうこうしているうちに夏休みになり、バタバタな毎日。特に汚れ落ちやにおいについても気になることはありませんでしたし、すっかりマグちゃんの使用回数については忘れ去って過ごしていました。
むしろこの時は洗濯機の調子がイマイチで、そちらのメンテナンスにばかり気を取られていました。
マグちゃんチェック:6ヶ月目、マグちゃん限界か
そして新学期、夏休み以上にバタバタ。日々の暮らしをまわすのに精一杯のある日、ついに洗濯物に異変が起きたのです。
乾燥を終えた洗濯物から、モワンとこもったニオイがする!
徐々に、ではなく、突然にその瞬間が訪れました。
梅雨の時期に部屋干しをした嫌な匂いとまではいかないものの、それなりに「汚れが落ち切らなかったんだろうな」と察するに難くない、そんな熱気を放つホカホカの衣類たち。
詳しい洗濯回数は分からないけれどもう400回は軽く超えているはず。
平均2.5回/日とすれば、2.5×30×6で450回くらいでしょうか。
試しに重さを量ると100グラムきっている・・・ガーンいつの間に・・・。
最初の3ヶ月では大して減らなかったのに、その後の3ヶ月の減りが凄まじい。。。
これはもう、いくらズボラでもここで放置はあり得ないのでお手入れすることにしました。
マグちゃんを再生するために
100円ショップで二重のランドリーネットを買ってきて、ファスナーを付けて、進化版(?)自己流マグちゃんを作ることも考えたのですが、ちょっと面倒くさいのも事実。
ファスナーが洗濯中に開かないようにゴムでカバーを作ったとしても、何かの拍子でファスナー開いてしまうかも知れない。←自分のミシンの技術を全然信用してない
完全に自己責任なのですが、私は乾燥ですらマグちゃん入れっぱなしなので劣化も早いのです。
となると、ファスナー付けても、ねぇ。すぐ傷むじゃない。(面倒くさいが本心)
まっ、とりあえずマグちゃんを分解して中のマグネシウムを見てみることにしました。
マグちゃんの構造は?分解してみる
マグちゃんのタグの下のところに入っている縫い目を丁寧に切っていきます。
開けました。どうやら、中にもう一つ袋が入っているようです。
取り出してみるとこんな風になっています。
角同士、中でしっかり縫い付けられていました。
マグちゃんが入っている袋には穴がありました。ほうー。
約半年使ったマグちゃんの中身はどうなった?
いよいよこの内側の袋から、マグネシウムを取り出してみます。
!!!
マグネシウム???
真っ白、つるつるにコーティングされている。
酸化してできた膜ですね。
なんだか、化成肥料みたい。
これは新品のマグちゃんの中身ではないけれど、同じだけの純度をもつマグネシウムのペレット。白じゃなくて銀色です。
並べて置いてみると違いは歴然ですね。
こうしてみるとマグちゃんって、粒が大きいんだな。
手持ちのマグネシウムペレットを使い切ったら、次は一回り大きなサイズのものを買えばより純正のマグちゃんに近付くのかもしれない。
粒が小さければそれだけ表面積は増えるわけだから、それはそれで洗浄力が高そうな気もしますが。うーん。
酸化被膜のできたマグちゃん粒は85グラムになっていました。(袋の重さは引いています)
今までありがとう。あとで余計な被膜を取ってあげます。しばしお待ちを。
新たにマグネシウムを詰める
分解して中身を取り出したマグちゃんに、新しいマグネシウムを詰めます。
量は新品に入っているのと同じ100グラムにしてみました。
ちょっとずつ手で詰めたり、スプーンで詰めたりするのは大変なので、こうやってザザッと流し込みました。家には漏斗がないので、オーブンシートを適当に切って丸めて漏斗代わりに。
ふっくら。なんだかこれだけでもう蘇ったような気になります。
あとは袋の口をミシンで縫って閉じると完成です。
次回、縫い目を切る時に分かりやすいように色つきの糸で縫ってみました。
出来上がりは113グラムね。この記録もきっと次回役に立つでしょう。
酸化したマグちゃん粒を救済する
後回しになって申し訳ないけれど、今までのお洗濯の最大の功労者、酸化したマグちゃん粒を蘇らせます。
真っ白マグちゃんを器に入れ、水と酢を加えます。
クエン酸が家に無かった。
変化なし・・・?
少しすると泡が出始めました。
どんどん大きくなる泡。
横から見るとこう。ブクブク。10分くらい放っておくと・・・
水の色が変わっている。
ピカー。写真では分かりづらいかもしれませんが、真っ白マグちゃんが銀色に戻りました。
これはまた、次回のマグちゃんメンテナンスで使ってもいいし、新しい粒とあわせてお風呂に入れてもいいし、何かで使うことにします。
終わりに
無事に再生を遂げたランドリーマグちゃん。
純正のマグちゃんと比べても遜色ない(と今のところ感じる)洗浄力で毎日大活躍しています。
検証の結果、3ヵ月後(1日3回洗濯相当)ではまだまだ余裕、5ヵ月後(1日2回洗濯相当)だとちょっと遅い。1日平均2.5回の洗濯と考える(120日で300回)のが我が家にはちょうど良さそう。
今後はおススメされている様に月に1回クエン酸に漬けつつ、大規模メンテナンスは4ヵ月後を目安に、次回は2020年1月頃にマグネシウムを追加しようと思います。
詰め替え用のペレット