こんにちは、リハママです。
夏休み期間中、お手伝いの宿題が出ており、子ども達の希望により料理を手伝ってもらっていました。
すごく助かるので、夏休み終わりたくないなぁ・・・と思っているズボラな母です。
夏休み、料理のお手伝い
幼稚園児のお手伝いは
- 炊飯器でご飯を炊く
- 父のお弁当作り
- 父の水筒準備
- 野菜を切る
- こねたり、ちぎったり、混ぜたりする作業
- お皿を出す、しまう
など。基本的にやりたがったことでやれることは何でも。
1、はお米を研いだり、水の量を合わせたり。雑穀をブレンドしてくれたり。予約設定もすっかりお手の物です。
2、早起きなので、お弁当作りも頼みました。ご飯を詰めたり、ごま塩やふりかけをかける係りが好きなようです。空のお弁当箱や水筒を出すのも自分の仕事だと思っています。
3、冷蔵庫からお茶を出し、水筒に入れてくれます。
4、母と一緒に包丁を使います。一番したい作業みたい。
5、ひき肉やパンをこねたり。レタスをちぎったり。卵を割ったり混ぜたり殻をむいたり。春巻きを包んだりします。挙げればキリが無いですが、火を使う作業以外は頼んでいます。
6、言わなくても準備してくれるので、ありがたいやら、ハラハラするやら。
小学生のお手伝いは
- メニューを考える
- 必要に応じて家庭菜園で収穫
- 下ごしらえや実際の調理活動
- 食器の準備や配膳・下膳
幼稚園児が具体的な作業内容だったのに対して、こちらはぐっと難しくなりました。
文字にしてみると料理に関する殆ど全部を網羅していて、ちょっと頼みすぎな感じがしますね(笑)
メモをつけて買出しをするのもすごく良い経験になるはずですがそこは省略です。
暑いしね。
1、小学生の凄いところは、なんと言ってもメニューを考えてくれるところです。それも現実的なメニュー且つバラエティに富んでいるので大助かり。給食のお陰かな。
2、家庭菜園の収穫も大喜びです。しその葉つみや間引きを兼ねたベビーリーフ類の収穫は大人でも心躍ります。
3、包丁の扱いも大丈夫。母は見守るだけ。こねたりちぎったりの調理活動は下の子と奪い合いです。レタスをちぎりながら高確率でつまみ食いしています。
4、特に食器をしまう時に大活躍。
高次脳機能と料理
食育はもちろんのこと、料理はリハビリや療育の観点からも非常に重要な活動です。
というのも、遂行機能が必要になるんですよね。
遂行機能?
大雑把に言ってしまうと目標に向かって計画を立て適切な段取りのもと実行するって、ものすごく脳(主に前頭葉)が働いてくれないといけない大変な作業なのです。
ご飯を食べるには?調理工程
自炊をすると仮定して、大まかに分けても
メニューを決める
必要な材料を揃える(冷蔵庫からだったり買い物だったり)
下ごしらえ(漬け込みとかまとめて刻むとか)
複数作る場合はそれぞれ仕上がりのタイミングを考え手順を組む(まずお湯を沸かして、その間にこれを切って次に・・・とか)
調理・味付け調整
配膳
の工程を経てやっとご飯を食べられる状態になるのです。
しかも実際の家庭料理はきっちり材料が揃っていることばかりじゃなくて、何か冷蔵庫に半端に余っている物でひねり出すことだって多く、その中で作るとなると難易度が上がります。
手に入れた食材だって厳密には毎回素材自体の味やら大きさやら水分量やらが変わるから、レシピに何分加熱、小さじ1と書かれていても、結局は参考程度にし柔軟な対応を迫られるという。まさに良い塩梅と言いますか。
遂行機能以外にも
この臨機応変て難しいですね。並行して作業するにはワーキングメモリも使うし、焦げないように見ていたり他の鍋の煮え具合をチェックしたり注意機能も欠かせない。
その上、毎日のこととなれば食費や栄養バランスについても考えつつ、飽きないように、また体調に合わせて味付けや調理法を工夫したりと、頭フル回転です。
普段三食当たり前にやっているようでも、みんな実はとってもすごいことをしているのですね。
終わりに
子ども達の柔らかい思考のお陰で献立作りを楽させてもらった夏休み。
ウッカリ屋の私こそがリハビリがてら真面目に料理をする必要がありそうですが、
夏休みが終わっても手伝って欲しい!期待をこめてもっともらしいことを書いてみました(笑)料理のお手伝い、おすすめです。