こんにちは、リハママです。
突然ですが皆さんは空芯菜はお好きですか?
私は大好きなのですが、困ったことに我が家の回りでは
スーパーにはどこも置いておらず、デパ地下で時々売られている程度なので
なかなか入手がしにくいのです。
プロ御用達の八百屋さん曰く
「世間的にはあまり認知されていないのか、仕入れてもコンスタントには売れないんだよねぇ。(だから予約販売しかしない)」とのこと。
空芯菜ってどんな野菜?
基本情報
どうやら流通経路が限られていそうな空芯菜。そもそもどんな特徴があるのでしょうか?
<基本情報>
*ヨウサイ
*ヒルガオ科サツマイモ属
*東南アジア原産
*つる性多年草
*種(苗)はヨウサイ、エンサイ、エンツァイ、アサガオナ、等の名前で売られている。
*高い繁殖能力(節からも根が出る)
身近なところでは中華料理店で油炒めがメニューに載っていたりしますよね。
名前の通り茎が空洞で、クセが無くシャキシャキとした食感のあの野菜です。
我が家のベランダ菜園の空芯菜
東南アジア原産のため夏の暑さにも強く育てやすい野菜です。
栄養価が高いことでも知られ(ほうれん草との比較でカルシウム:4倍、ビタミンA:5倍、B2:2倍、C:2倍)夏には貴重な葉物野菜でもあります。
我が家のベランダでも育てていますが、今のところ虫の被害も無く手間がかかりません。
真夏のような暑い日も元気いっぱい、この時季らしくない気候が続いた時も元気いっぱい。
成長も早く、あっという間に摘心・収穫のタイミングがやってきています。
連作障害も出にくいというのも嬉しいポイントですね。
家庭菜園での収穫量
これはもう、育てる株の数に比例するでしょう。
我が家はプランターで3株育てているのですが、それだと収穫しても(見た目がワサワサに見えても)火を通すとカサがぐっと減ってしまうので「食べ足りない」のが現状です。
今のところ、それだけで一品作っても一人分の小鉢が限界です。
なので、他の食材と組み合わせてボリュームアップさせています。
まぁ、次々とわき芽が出てきているので、本格的な暑い夏がやってくれば収穫量は上がるのでしょうが・・・
早く空芯菜だけで十分な量を確保できるようになりたい!
空芯菜のさし穂作り
というわけで、もっと気軽に入手できるようにするためにも
家庭菜園の強い味方、さし穂を作ってみることにしました。
作り方は野菜作りウン十年のエキスパートに伝授してもらいました。
用意したもの
材料はこちら。
・収穫した空芯菜 ←お店で買ってきたもので構いません
・はさみ
・水
・花瓶など
さし穂の作り方
1.空芯菜を用意して
2.上のほうの葉を数枚残してあとは短く切ります。
3.こんな感じ。長すぎる葉っぱも短くカット。
お水につけて待つ・・・
さし穂が出来るまで
水につけてから二日目に変化がありました!その後の経過の記録です。
二日目・・・・・付け根の部分から緑色の若い芽(葉?)らしきものがちょこんと
顔を出す。もしかしたら、植物の活力剤が効いたのかな?
三日目・・・・・一節から小さな根が生え始める。
四日目・・・・・他の節からも根が生える。
五日目・・・・・一節から数本根が生えている状態になる。
六日目・・・・・ 順調に根が伸びてくる。
生えてきた順は、茎の下側の節からでした。
植え付け
待てど暮らせど一番上の節には変化が無く、いつまで待つべきか悩みましたがお天気予報と相談してもう植えてみることにしました。
横に寝かせて土をかぶせます。
サツマイモの仲間なので、植えるときも同じように寝かせるのですね。
水遣りを欠かさないように気をつけ数日・・・
ヒョコッと茎が起き上がってきています。
どうやら根っこが上手くはれてきた模様。
最終的には真っ直ぐになります。
終わりに
さし穂作り自体は意外と簡単でしたね。これで増やせるなんて嬉しい限りです。
空芯菜の好きなあなたも今年は育ててみませんか?
今からでも間に合いますよー!